クリニックにかかってくる院長先生宛の電話対応にお困りではありませんか?
最近ではGoogleなどの大手の企業名を名乗り、関連会社かのような営業電話をかけてくることが非常に多くあります。院長先生と繋いでもらうために、言葉巧みに話をしてきますが、営業電話は院長先生の貴重なお時間を奪ってしまうため、どんな電話も一旦取り次がないようにしましょう。
相手先の会社名、氏名、携帯電話ではなく固定電話番号をしっかり聞き、用件もできるだけ詳しく聞きましょう。
「院長先生には直接お取り次ぎできないことになっております。必要な場合のみ、こちらからご連絡させていただきますので、今後のお電話は不要です。」と伝える。
院長先生に報告する前に必ずネットで電話番号から検索し、情報収集してください。
Googleストリートビューについての営業電話が多いのですが、電話の内容は、「お客様の施設がお住まいの地域のモデル施設になっておりまして、通常、Googleストリートビューで施設内を紹介するには高額なお金がかかるのですが、モデル施設は今だけ特別価格で掲載することが可能なんです。」といったケースや「Googleマップにお客様の施設を登録したいので写真を撮りに行ってもいいですか?会社情報を教えてください」と言って最終的に不要なものを売りつけたりするそうです。
NTTとは全く関係ないのに、「NTTの委託を受けてNTTに代わって電話しています。」とあたかも関係があるかのように営業を始めます。
「電話料金が安くなるキャンペーンをしています。申込書に署名・捺印してください。」や「この電話は料金が未納です。すぐに振り込んでください。」などといった料金が安くなるので契約してくださいというパターンと架空の未納料金があるというパターンがあります。
九州電力またはお住まいの大手電力会社(中国電力、四国電力、関西電力など)を装った営業電話で、「動力機器の点検のため近日中にお伺いしますので、検針票を準備してください。」「九州電力の子会社で今の契約条件よりお安くなるキャンペーンをしています。契約を見直しませんか?」などの料金に関する営業や電力送配電の集金員を装い情報を入手したり、電気料金を請求する詐欺があります。
契約してしまった場合は、8日以内であれば契約者の都合で契約を解除できる「初期契約解除」を利用できます。
しつこい営業電話で困っている場合は、警察に相談することができます。警察に相談するときは、相手に関する電話番号や名前などの情報を伝えられるようにしましょう。また、#9110に電話すると、お住まいの警察署の相談窓口につながります。
※地域によっては、医師会でも相談可能のようです。